乃木坂・生駒、初主演ホラーを満喫!手つなぎシーンには照れ
16日、乃木坂46とAKB48を兼任する生駒里奈の初主演映画『コープスパーティー』の撮影風景が報道陣に披露され、生駒が共演者の池岡亮介、前田希美、そして山田雅史監督と共に本作への意気込みを語った。
本作は、1990年代に同人ゲームとして配信され、残酷かつ凄惨(せいさん)な描写で熱狂的な支持を獲得したホラーアドベンチャーゲーム「コープスパーティー」の実写化。過去の陰惨な殺人事件のために廃校となった異空間「天神小学校」に閉じ込められた高校生たちを待ち受ける運命を描き出す。
廃校で行われた今回の撮影を振り返り、「MVの撮影などでよく行くので、廃校は慣れているはずなんですけど、夜の校舎はちょっと怖いですね」と語る生駒。ホラー映画だけに劇中ではショッキングな描写もあるが、「昨日、腐乱した死体につまずいて転ぶというシーンを撮影しました。その死体の人形には芋虫が載せられたりして、とても怖かったんですが、でも案外いけるなと。それから壁に内臓がバーンとなっているシーンもありましたが、これも意外に大丈夫でしたね。ホラー映画を観るのは怖いけど、こうやって作るんだと思ったら楽しかった」とケロッとした表情。「血のりも触りましたけど、意外にいい匂いがしました」とホラー映画の現場を満喫している様子だった。
そんな生駒の印象について山田監督が「頑張っていろいろとやってくれている。こちらが言ったことに対して素直に反応してくれるので信頼しています」と語ると、池岡も「最初は緊張していたのか、顔を赤らめてなかなか目を合わせてくれなかった。でも芝居になったら真っすぐな目をしているなと思って、ものすごく印象が変わりました」とコメント。
それに対して生駒は「今回、乃木坂46から離れてやるので、最初はすごく人見知りを発動してしまいましたが、今は慣れてきました。今までできなかった良い青春をここで送れているなと思います」と充実した表情を見せ、さらに劇中では池岡と手をつなぐシーンもあるとのことで「握手会以外では初めてレベルで(男性と)手をつなぐことになるのでどうしようかと思いました」と照れくさそうに付け加えた。(取材・文:壬生智裕)
映画『コープスパーティー』は8月1日よりシネ・リーブル池袋ほか全国順次公開予定